その分現金でくださいよ。

他人の好意を台無しにするブログ

ユージュアル・サスぺクツ

 ネットフリックスとアマゾンプライムで気になる映画を常に20個以上リスト登録しているので観るものには困らないんですよね。

今は新作の供給も止まってますし気になる過去作をどんどん摂取していきたい。

ユージュアル・サスペクツ (字幕版)

ユージュアル・サスペクツ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ある夜、カリフォルニアのサン・ペドロ埠頭で船が大爆発。コカイン取引現場からブツを奪おうとした一味と組織の争いが原因らしい。27人が死亡、9100万ドルが消えた。生き残ったのは2人。しかも1人は重傷で、関税特別捜査官のクイヤン(チャズ・パルミンテリ)はただ1人無傷で生き残った男、ロジャー・“ヴァーバル”・キント(ケヴィン・スペイシー)を尋問する。

 

回想含め、場所も時系列もバラバラの3つくらいのシーンが並行で進み、かつその切り替えの説明が不親切な感は正直あるので最初30分くらいはどういう話なのかよく分からなかったです。メインの5人の顔も覚えてないうちからそのうちの1人の取り調べの場面に切り替わって病院のシーンに切り替わって…と構成を把握するのにだいぶ時間がかかりました。 

 

その構成さえ分かってしまえばサスペンスものとしてすごく面白い。実在するかもわからない人物に仕組まれて集められた5人が半強制的に麻薬取引現場の襲撃を命じられ、さらにその襲撃には別の意図があった…と2転3転していく状況、これぞサスペンスって感じ。

オチがどんでん返し系なのはこの映画の語られ方でだいたい分かってしまっていたのですが、それでもギミックそのものは秀逸だなと思いましたし、ヴァーバルが取調室を去ってからの展開は完全に身構えていたにも関わらず驚きでした。『ソウ』とか『シックス・センス』っぽいなとは思いました…(こっちのほうが公開は先ですが)

 

 「衝撃のラスト!」みたいな映画の代名詞的存在ではありますけど、そもそもそういう持ち上げ方自体がだいぶネタバレみたいなところあるので扱いに困りますよね。そういう映画だと思って観ると楽しみが半減してしまうような…。

 

最近映画はヒューマンドラマ系ばっかでこういう直球サスペンスみたいなのはお預けだったので楽しかったです。元々こういうのが好きではあるんですよね。

もうずっと家にいるので、今まで観れてなかった映画も色々と観ていこうと思います。

 

おしまい。