その分現金でくださいよ。

他人の好意を台無しにするブログ

2021年総括

こんばんは。年末です。

今年は3年ぶりに実家に帰ったのですが、空港から家に戻るまでの道で一時停止無視の車と衝突しかけ、父親と祖父・祖母に「彼女を連れて帰ってくると思ってた」と盛大な煽りを受け、妹には「お年玉よこせ」と空のポチ袋を投げつけられ、弟はいつの間にかぺこーらのオタクになってるわと散々でした。もうしばらくは帰らなくていいでしょう。

友人から「実家帰ってるときって食事以外何してるんですか」とLINEが来ましたが、1年の振り返りのブログを書いています。

生活環境

とにもかくにも特に病気もケガもせず1年過ごせた。これに尽きる。昨年は年の瀬にCOVID-19に罹患して寝込むという大チョンボをやらかしてしまったので。

罹患後に体力の低下を感じ、「流石に運動しよう…」と意識改革が起こりリングフィットアドベンチャーとフィットネスバイクによる室内運動を習慣的に行うようになったので、健康面という意味ではここ10年で最良のコンディション。体重も6kg以上落ちました。

それ以外の変化として、10月から職場が変わりました。まぁ研修なので半年で戻るのですが。10月以降はCOVID-19も若干落ち着いていた時期だったので、久々にいつもの診療について勉強する時間が取れるようになった、というところでしょうか。

この先どうなるかは知りません。

旅行

今年もお察し。まぁ仕方ないでしょう。

1人旅は3月に長崎、10月に長野に出かけましたがそれくらい(長崎は11月にも行ったけど)。そろそろ国際線に乗りたいのですがなかなか難しいでしょう。行きたい場所を思いつくたびにGoogle mapにピン止めしておくのが関の山です。

キャンプ

その代わりと言ってはなんですがキャンプによく出かけるようになりました。自家用車を持つようになり、しかも今年から軽自動車じゃなくなったため、かなり車で遠出しやすくなったのが大きいと思います。

数えてみると

3月 竜洋海洋公園オートキャンプ場(静岡)

4月 キャンプ黄金崎(静岡)

5月 月川荘キャンプ場(埼玉), 西湖自由キャンプ場(山梨)

7月 天神浜オートキャンプ場(福島)

8月 玉川キャンプ村(山梨)

9月 菖蒲ヶ浜キャンプ村(栃木), 駒出池キャンプ場(長野)

10月 富士山ワイルドアドベンチャー(静岡)

11月 くりの木キャンプ場(群馬)

12月 スリーストーン(山梨)

毎月のように行っていた。友達と行ったのが6回で、他5回がソロキャン。

去年までシュラフと椅子しか持ってなかったのですが、道具もかなり充実してきました。こだわり始めると永遠にキャンプギアを買ってしまう。

特にソロだとテントと机だけ立てて、あとはタブレットでアニメ観たり小説読んだり女性声優のオンラインお渡し会に参加したりといつもと過ごし方が変わるわけではないんですが、家や職場にいるとどうしてもこの時間までにこのタスクを…とか時間を有効活用しなきゃ…とか考えてしまうんですよね。(それが許される日に)ダラダラ過ごしてても後からあれやっとけば良かったとか後悔してしまう。キャンプ場ではそのある種の強迫観念から解放されてゆったり時間を過ごせる。「何もしない」を楽しむことができるレジャーなので、存外に性に合ってるな、と思いました。景色がよいキャンプ場は写真の撮り甲斐もありますし。来年以降も機会を見つけてどんどん行ければなと思っています。暖かくなったら。

映画

2021年は28作観たらしい。だいぶ少ない。

昨年の総括を読み直したら60作観たって書いてあるので半分以下。流石に寂しいですね。予定がない休みの日は外に出てキャンプ行くようになった影響もあると思いますが。内訳は邦画5作、洋画9作、アニメ12作、特撮(というか仮面ライダー)2作。

2021年の新作だと『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と『映画大好きポンポさん』が強かったですね。

ampleparkingdayornight.hatenablog.com

どう終わっても揉めそうだと思っていた作品が美しい終劇を見せてくれた。そもそもちゃんと公開されるとも思ってませんでしたが、「エヴァの呪縛からの解放」「自分のやったことにケジメをつける」という文脈をプロットに盛り込み、大団円と言っていいエンドに持って行ったことで文字通り呪縛から解放されたオタクも多かったはず。

ampleparkingdayornight.hatenablog.com

映画に限らず、物語が好きな人で本作に心動かされないのは難しいでしょう。あまりにもツボにハマって3回くらい観てしまった。海外の映画賞にもノミネートされているニュースが流れてきましたが、いいとこ行ってくれるといいなあ。

 

アニメ以外だと『ファーザー』がよかったです。あまり新作を観ることができていませんが。

ampleparkingdayornight.hatenablog.com

「他者の人生を疑似体験することで自身の想像力、世界を拡張していく」という物語の意義を存分に味わうことができる作品でした。

 

それはそうと「午前10時の映画祭」が2022年もやるみたいです。

まだ上映ラインナップも発表されていないですが、機会をみつけて過去の名作もスクリーンで見ていきたいですね。

漫画

ブログで読んだ漫画について書く機会はあまりないんですが、ちまちま読んでいます。

アラサー独身男性なのに少女漫画を読んでときめいてしまった…。聴覚障がいのある主人公の世界が、逸臣先輩との出会いをきっかけに徐々に拡がっていくのが眩しい。雪ちゃんのピュアさもまた眩しくて可愛すぎる。クロアチアのクーナ硬貨なら僕も持ってるんですけど、逸臣先輩とどこで差がついたんだろう…。

 

アニメが良かったので原作も即購入。あまりにもハマったので小学生ぶりに漫画の公式ガイドブックとか買ってしまった。アニメで描かれた後の展開も熱かったし、なんといっても聖先輩のスピンオフが最高すぎました。

この漫画まだ1巻しか出てないのにプッシュされすぎじゃない???1巻だけでこのマンガがすごいなら『バビロン』だって3話までならこのアニメがすごい!ですよ、とかそういうことを言いたくなっちゃう。まぁ続きが楽しみなのは間違いないんですけど。

自分の中に確固たる情熱があることに気付きながらも気後れして「老後の趣味」と卑下してしまい、それを後悔するうみ子さんが好き。好きなことに対して正面からぶつかろうとしない言い訳を探してしまうのって65歳じゃなくてもあると思うし、共感してしまった。

今年は何年に1回か来る「ワンピースめちゃくちゃ面白くない?」の年でした。100巻を突破し終わりが見えてきている中で、仲間たちがルフィが海賊王になる事を微塵も疑っていない描写に現実性がどんどん伴ってきているのが良いなあと思います。

 

アニメ・特撮

アニメは冬クール終わりが14作、春クール終わりが14作、夏クール終わりが7作、秋クール終わりが8作。ネットフリックス限定で2作、現時点でまだ終わってない作品が7作、合計52作を観ました。過去作は昨年よりだいぶ減って3作。

ampleparkingdayornight.hatenablog.com

エピソード単位だとこういう記事を書きました。

作品単位だと『ゾンビランドサガ リベンジ』『SK∞ エスケーエイト』『灼熱カバディ』『かげきしょうじょ!!』あたりはだいぶのめり込んで観ていたと思います。

特撮は、ウルトラシリーズをめちゃくちゃ観た1年でした。昨年から『ウルトラセブン』の4Kリマスター版を観ていましたが、それに続いて『ウルトラQ』の4Kリマスター版、『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンコスモス』、そして現行の『ウルトラマントリガー』と観ていました。『Q』は「バルンガ」「カネゴンの繭」『ティガ』は「拝啓ウルトラマン様」「影を継ぐもの」、『コスモス』は最終盤の一連のエピソードが好きでした。『トリガー』は…終わってからのお楽しみですかね。

ニチアサSHTの現行作品『仮面ライダーバイス』と『機界戦隊ゼンカイジャー』も観ているのですが、どちらも毎週の楽しみになっています。

『リバイス』は大人の事情で1クール目はだいぶ駆け足でしたが「内なる悪魔とどう向き合っていくか」という今までの作品でも繰り返し問われてきたものと通ずるテーマと、「家族」という今までなかったテーマをしっかり描こうとしているが伝わってくるので、今のところは安心して観れそう。あとアギレラ様が可愛すぎる。

『ゼンカイジャー』はもう香村純子先生が天才すぎるとしか言いようがない。変な薬を決めながら会議してるとしか思えない展開の中で堅実にキャラクターを深堀りしていく手腕、ニチアサの柱と言って申し分ないでしょう。終わってしまうのが寂しい。

読書

ちゃんと数えてないですけど、少なくとも20冊は読んでいるみたいです。

小説だと『かがみの孤城』が普段読まないタイプの小説だったので新鮮だったのと、他はディストピア小説ばっかり読んでた気がします。疲れてたのだろうか…。

ampleparkingdayornight.hatenablog.com

一般書だとこの2冊。

これはネットであまりにも評判がよかったので読んでみたのですが、いわゆる「お勉強」に限らず何かを始める時、続ける時に応用可能なテクニックが満載で非常に有用性が高い。

2021年ためになったで賞。ほんとは全然理解していないのに「分かっている」という錯覚が人間の脳の進化に起因するものと論じ、そこから現代で必要とされる「知性」とは何なのかを解き明かしていく。現代社会はあまりに複雑すぎて、個人ですべてを理解することはできないのに、何故か理解したような気になっている。ここに対して謙虚であるべきという話と、現代で求められる「知性」は個人でなく、集団に属するべきという話が面白かったです。あとはいわゆる偉業も集団に属するべき事項なのに、それは人間の直感的思考に反するため(言ってしまえば「分かりにくいから」)個人のものという風に捉えられがちであるという論も興味深かった。

 

音楽

Reason to FIGHT

Reason to FIGHT

  • provided courtesy of iTunes

今年はヒプノシスマイクにハマってしまい、Apple musicの年別プレイリストは独占状態でした。

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その中で今年1番再生したのが「Reason to FIGHT」。

シブヤとヨコハマそれぞれのチームが全力でぶつかり合う感じが歌詞に現れてて痺れました。アラサー(平均年齢32歳)カラオケでやたらとラップバトルしたのも良い思い出です。

Nebula

Nebula

アルバムでよく聴いたのはこれ。アルバム全体で1つの物語の様に感情の動きを表現しているので1曲目を再生すると自然と最後まで聴いてしまうし、マイナスな感情も真摯に表現しているのが印象的でした。

 

声優イベント

現地参加は2nd LIVEが昼夜と、土岐隼一さんのリーディングライブ昼夜、オータムイベントが昼夜、長崎のトークショーで計7回。そもそもの総数が少なかったですね。

某氏の計上方法に習うと、「長崎に行ったらたまたま石原さんがいた」ということになるので長崎はノーカウントでいいかもしれません。

来年も1月にラジオのイベント、3月にはライブに参加する予定です。

いつまで声優オタクやってるんだという声も聞こえてきそうですが、まだ20代なのでセーフ。ナゴヤトップランナーには遠く及びませんが、2022年も楽しく追っていければなと思います。あと後継とか言うなら引退してからにしてください。

他には6月に上田麗奈さんが出演する朗読劇を観に行きました。近所でやってたのでね。流石の表現力を間近で見ることができて満足でした。

 

QOLを上げた買い物

以前購入したスマートリモコンと連動させることで、テレビもエアコンも音声入力でON/OFFができるようになりました。結果リモコンを探す手間・アプリを起動する手間から解放された。あと「何時にエアコンをつける・消す」みたいな操作も音声入力で簡単にできるのが良い。

昨年末に寝込んでしまってから「体力落ちたな…」と実感したので購入しました。

自分はめんどくさがりやなので「雨」「気温」「外に出る」など継続の障壁になるファクターを全部取り除かないと続かないな…と思ったので。

実際やってみると筋トレが結構つらいのは勿論なんですけど、「〇kg痩せる」とかいう長期目標の手前に「ステージをクリアする」「何分プレイする」「今日は何kcal」消費するという小目標が立てやすくなっていたり、今までの実績を自動で記録してくれたり、それをフレンドやSNSのフォロワーに公開できるようになっていたりと、継続させるための工夫が随所に感じられてよくできたゲームだなと感心してしまいました。

あまりに感心しすぎて「習慣化」が自分の中でトピックになって習慣化や行動経済学の本を何冊か読んでしまったのも今年の思い出。クソみたいなのもあったけど

4ヶ月くらいでストーリーをクリアしてからはフィットネスバイクでの有酸素運動に切り替えて週1-2回にはなっているのですが、なんやかんや1年は続きました。というかSwitchでこれ以外のゲームを全くプレイしていません。

上記のリングフィットのストーリーをクリアしたあと、「筋トレというよりは有酸素運動を継続したいな…」と考え購入。

フィットネスバイクの利点は当然「テレビ画面を見ながら運動ができる」ということ。偶然ながら毎日のように30分程度の動画を見る習慣があったいたので、その時間でバイクを漕ぐことを自然に生活に取り入れることができました。家にいる日はほぼ毎日やってたんじゃないかな。ただどうせ買うのであればBluetooth連動でカロリー消費や走行距離などを累計で記録取れる機種にすればよかったかなと思っています。

2022年の目標

2020年の年末はこういう予定を立てていたらしい。

・おそらく来年度途中から職場が変わるので、適応する

→まぁそこそこ。

・投資の継続。まぁ勝手に積み立てられるようにしてるんですけど。

→月の積立額が2倍くらいに増えました。

・読書量を増やす。ジャンルによるけど仕事関連以外で月3冊は読みたい。

→20冊ちょいなので足りていない。まぁ読むのに2週間かけているやつもあるからですが。

・映画も月に5本くらいは観たい。

→論外。

・映画だけじゃなくて読書やらなんやらも適宜ブログに記録する

→そもそも映画も半分くらいしか記録できていないような。7月~11月に4ヶ月間が空いてしまったのは反省。

・リングフィット継続。とりあえずストーリー終わるまでは継続的にやる。

→これは文句なしの達成で良いでしょう。

・もっと写真の練習をする

→キャンプに出かけるたびに写真撮ってたしカメラの使い方はだいぶなじんできたような。

 

ということで2022年の目標は概ね変わらないんですけど、

・内科専門医の取得。マスト。

・読書月3冊。というかまず読んだ本をメモしておく。

・映画月4作。少し減らしました。

でしょうか。運動は習慣化出来てきたのでたぶんそれなりに続くと思います。

果たして達成できるのか。正解は1年後。

 

ということで長くなったけれど2021年振り返りでした。

 

だいたい観た作品と読んだ本について振り返ればどんな年だったか分かるっていうのに僕の生活スタイルが表れていると思いますが。

 

最後になりますが。平素より仲良くしていただいているみなさんにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。2022年もクソ絡みを交えつつ仲良くしていただけますと幸いです。

 

よいお年を。