その分現金でくださいよ。

他人の好意を台無しにするブログ

Sunny Spot Story

2018/12/29に石原夏織さんの1stライブ、「Sunny Spot Story」に参加して参りました。
石原夏織さんと言えば僕の友人の永遠の推しということであまりにも有名で、存在自体は昔から知っていたのですが、寡聞にして彼女の活動だったり、人となりに関してはあまりにも知らない状態でした。
(流石にその辺の人よりは詳しいと思いますが…)
ただ、今期に関しては夏織さんの主演作品『色づく世界の明日から』に昨今なかなかないほどのハマり方をしてしまい、彼女に対して「友人の推し声優」だけじゃない注目をし始めているのも確かでした。
2018年の11月には学園祭イベントに誘っていただいて、夏織さんの愛嬌ある喋り方だったり動きを見て可愛いな〜(単純オタク並の感想)と思ったり、12月には本渡楓“様”と出演した色づくのトークショーでは熱い作品愛を語っていただいて、自分が好きな作品をキャストもこんなに愛してくれるなんて幸せだなと思ったり、お渡し会で友人に「あり得んウケる」と笑われながら夏織さんに「色づくがめっちゃ好きで初めてイベント来てみました!ライブも楽しみにしてます!」と宣言したりしてみました。
その間にも色づくのストーリーはどんどん進んでいき、ライブ当日には最終回。
1話観た時の「面白そうだけど、某P.A.作品も最初こんな感じだったし大丈夫かな…」といった不安を完全に払拭して、幸せながらも少し切ない最終回を迎え、これからずっと忘れられないであろう作品になりました。初期の寂しげな鈍色から終盤にかけて色づいていく過程が声からもしっかり伝わってきました。
そんな高まった気持ちで迎えたライブ当日。
当初は次の日仕事だからって理由で昼の部だけ参加にしたのですが、友人から一般販売のURLが送られてきて買え。と言われ3分後には購入したため、初声優ライブ2部参加。滾っていきます。
まずは物販に並びます。
取り敢えず光る棒とTシャツくらいあればええやろ〜と思ってたのですが、まぁタオルも買っとくか〜からのカレンダーとブロマイドめっちゃ可愛いやんけ!となって結果的に色々買ってしまいました。
ブロマイドBの14番、メガネのやつありえん可愛いですよ。
そんなこんなでみんなと合流してクイズなんとかアカデミーで遊んでからライブ会場へ。
昼の部の僕のチケットは身内で1番前の席なのは分かってたんですけど(4列目でした)、会場に行ってみると1列目の席は外されていて、2-3列目は人を入れてなかったので実質最前でした。
会場でトップクラスに夏織さんのこと何も知らないのにいいのかな…と思わないこともなかったですが、せっかくなので楽しませていただく事にしました。
ちなみに夜は2階席の1番後ろの席でした。以下、曲順にそって昼夜ごちゃ混ぜで感想を書いていきたいと思います。なんも書いてなかったら大体昼の事です。

1.Sunny You
2.CREATION×CREATION
まず思ったこと。近い。近すぎる。
本当に5-10mくらいの距離で夏織さんが歌っております。スピーカーもめっちゃ近くて耳がじんじんする。
アルバムの最初の2曲、僕の中での彼女のイメージはこういう明るい曲がメインなのですごく好きです。
その割に2週間前怪獣娘のチケットもらうまでSunny Youが主題歌だって知りませんでしたが…
CREATION×CREATIONは好きな色のサイリウム振っていいって言われてたので周りちょっと見て1番少なそうだった赤を振らせてもらいました。ってかこれ以降全部なんですが一応色が決まっている(と聞いていた)割にはみんな青ばっか振ってた気がします。
3.虹のソルフェージュ
4.半透明の世界で
水分補給(やたらと多い。そして観客が優しい。)入れてからのソルフェージュ…は良かったんですけど
あれ?次の曲聴いたことなくない?ってなりました。Ray Ruleのカップリングは予習足りてませんでした…うちにCDあって再生したことあるのにこれは怠慢でしたね。
まぁ1曲も知らなくても盛り上がれることを某DJに教わっていたので死ぬ気で棒振りました。
幕間映像1(川下りチャレンジ)
風の音が聞こえなかったので神企画でした。
5.(DAY)SHINING LINE* /(NIGHT)17才
セイラちゃんみたいな衣装(アイカツは全く詳しくないので正確に言うと某先輩のアイコンみたい)だな〜とか適当な感想を抱いてたら本当にアイカツの曲を歌うらしい。後ろからめちゃくちゃ歓声が聞こえてきました。愛されてんなアイカツ。詳しくなくてごめんよ…って感じでしたがここでも死ぬ気で棒を振りました。
昼と夜の間に「変わるとしたらカバーのところじゃない?」みたいな話をしていたのでちょっと期待していたのですが、夜の部では「みんなのサイリウムで虹を作って欲しい」との(神峰翔太的な)企画のあと、色づくのOPであるところの17才を歌ってくれました。
最終回当日にこれは嬉しすぎる。空が青くて良かった、海が青くて良かった、Sunny Spot Storyに参加して良かった状態でした。Aメロの間はモニターがモノクロになっていて、サビで色づいていく演出も素晴らしかったです。夏織さんがこの作品を大切に思ってくれているのが改めて知れて嬉しかった。
昼の部で帰ってたら死ぬほど後悔してたやつですねこれ…
6.Heavenly lover
SHINING LINE*は曲の紹介してくれたんですけどこの曲はそのまま繋ぎで流れて、これもアイカツなのかな…とか思ってたら全然違った…。
7.Orange Note
やたらと歌詞が可愛いことで(僕の中で)話題のこの曲。「さみしくて会いたいんじゃない 会いたくてさみしい その違いちゃんと分かってほしい」とか全メンヘラに聴かせたいですよね。
後ろから見てるとオレンジ1色のサイリウムがすごい綺麗でした。
あとダンスが異常に可愛い。最前でニヤつく不審者になっていた可能性が高いです。
幕間映像2(DAY:お菓子作り、NIGHT:Sunny Spotを探せ!)
お菓子作りは佐伯シェフがGJだった。Sunny Spotを探すやつは相模湖のプレジャーフォレストのアスレチックに挑戦するやつだったんですけどマジで怖そうでしたね…精進湖とは比べ物にならないくらい面白かったのでこちらも映像化して欲しいですね。
8.empathy
9.雨模様リグレット
紫色のドレスチックな衣装(今日イチ可愛い。9点)に着替えての本人曰く「しっとりした」2曲。
empathyは学園祭で、アルバムの中でもお気に入りの1曲ともおっしゃってましたね。最初sympathyって言ってたけど…
雨模様リグレットは夏織さんを囲むレーザーの演出が最前だと綺麗に見えたんですけど後ろだとよく見えなかったので、前の方が楽しめたかなーと思いました。
10.Ray Rule
11.Untitled Puzzle
12.Singularity Point
夏織ダンサーズ4人を交えてのダンスナンバー×3。
この3曲に関しては昼の部で1番前にいるときは全く見えなかったんですけど会場全体を覆うレーザービームみたいな演出がすごく綺麗だったので後ろの方が楽しかったかもしれない。
こういう曲はあんまり僕の中で夏織さんのイメージとしてない(どっちかというと可愛い系のイメージ)んですけど、こうやってライブで歌っていただくとステージ映えもするし多様性ありますよね。あらかっこいい…。ちなみにこの3曲の中だとUntitled Puzzleが好きです。
13.Blooming Flower
アンコール
アンコール1.♮ Melody
アンコール2.Blooming Flower(2回目)
彼女のデビューシングル、Blooming Flowerからのアンコール。
この曲歌詞がめちゃくちゃいいんですよね。本当に理想のデビューシングルって感じです。
アンコールのMCで、ファンへの感謝を伝えて、「泣かないって決めてたのに」泣いちゃって、感極まったまま♮ Melodyに入って涙目のまま歌ってたんですけど、「本当に最後の最後」のBlooming Flower(2回目)では、本当に最高の笑顔で歌っていたのがすごく印象的で、この泣き顔と笑顔のギャップが今回のライブで1番忘れられないシーンでした。
最後の最後は笑顔で。クソにわかで恐縮ですが本当に夏織さんらしいライブだったのではないでしょうか。
ということでおしまい。退場前にマイク外して生声でありがとうございましたって挨拶をしてたのですが、昼の部の時は「これ後ろまで聞こえてるのかな…」と要らん心配をしてたのが夜の部で2階席の1番後ろまでちゃんと聞こえてちょっとじーんとなった話は…特に需要なかったですね。

全体通しての感想
声優さんのライブに行くのは初めてだったのですが、本当に楽しい時間を過ごせました。
誘ってくれて本当にありがとう。
石原夏織さん、近くで見ると本当に細くてちっちゃくて、圧倒的な存在感で観客を殴ってくるわけでもなく、どこにでもいそうな「普通の女の子」に見えました。
それでもステージでのパフォーマンスは明らかに普通ではなくて、でもMCで喋ると普通の可愛い女の子みたいで、そのギャップが彼女の魅力なのかもしれません。
ライブ後に鍋をつつき(つつけたのは最後まで残れた数人だけでしたが)ながら長年彼女を推している友人から今までの歴史を少し聞きましたが、夏織さんが今まで辿ってきた道は楽な事ばかりではなかったと思います。それでも「普通の女の子」がソロデビューして、こうやって1stライブを開催することができたのは、彼らのように長年彼女を応援している人々が少なからず存在するからではないでしょうか。
そして夏織さん本人も、その事を誰よりも分かっているからこそのあのステージなのではないかと思います。
僕は作品を好きになったり、この人可愛いなと思うこと(DDじゃないですよ)はあれど、声優やアイドルを「推す」という感覚がよく分からないまま25年生きてきたのですが、なるほど応援したくなるっていうのはこういう感覚なのかなと少し学ぶことが出来ました。

 
石原夏織さんと彼女を追いかける皆さんが未来の1秒先で笑っていられるように、末席ながら祈るばかりです。