その分現金でくださいよ。

他人の好意を台無しにするブログ

イスタンブール→アンマン

続き。

次の目的地であるヨルダンを目指し、サビハ・ギョクチェン空港に向かいます。

異国で重い荷物を背負ってメトロ→船→バスの乗り換えをするのがめんどくさかったので、ホテルから空港までのシャトルバスをお願いすることに。料金は100TLなので大体2000円でした。街中の旅行代理店(ツアーとかを手配してる)の看板を見ると10ユーロ(1200円)だったので、そっちのほうがお得だったかな。
バスに乗り込み、約2時間。途中でアジア側とヨーロッパ側をつなぐボスポラス大橋(今は名前が変わって、7月15日殉教者の橋)を通ったので写真を撮ろうかと思ったのですが、窓が汚すぎたのでやめました。

昼過ぎには空港に到着。バスの中で死ぬほどトイレに行きたくなって、バスを出た瞬間ダッシュで空港に向かうと、空港の入口で手荷物検査が(こういうところもあります)あって本当に詰むかと思いましたが、ギリギリセーフでした。
チェックインを済ませて、ラジオを聴いてぼーっとしてたら時間になりました。

今回もドバイ経由でアンマンに向かいます。

今回はトルコ国内でイスタンブールだけしか回れなかったけど、カッパドキアは何回でも行ってみたいですし、まだ行ってないところでもエフェソスやネムルト・ダーなど訪れてみたいところがあるので、また旅したいですね。

前にトルコに行ったときから、カッパドキアで日本人は殺され、クーデターは起き、テロは起きと物騒なニュースが多くて完全に怖い国だと思われがちになってしまいましたが、ぶっちゃけ街の雰囲気はあんまり変わらないな、と思ったり。
一番変わったのは街の人から「中国人か?」と話しかけられることが多くなった事だと思います。前は日本語でよく挨拶されてたけど、今回は基本ニーハオニーハオ言われました。めんどくさいのでニーハオって返しちゃうけど。
僕の顔が8年で中国人に近付いたとかじゃなければ、やはりここ数年で中国からの観光客がめちゃくちゃ増えたってことなんでしょうね。

イスタンブールからドバイまで4時間かかるのでネットフリックスの動画を観ようかと思っていましたが、ずっと寝ていたのでそれはかないませんでした。

ドバイでの乗り換えは時間がほとんどなく、軽く夕食をとった時に、水の値段が異常に高かったのはエビアンだけだったという事実に気付いただけで終わりました。いや他も高いっちゃ高いんですけどね。

ドバイから3時間ほどでアンマンへ。
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窓が汚いけど頑張って撮った写真です。

アンマンに到着したのが23:30くらい。
一応街中に出るバスは24時間営業らしいのですが、バスターミナルまで1時間はかかるとのこと。
適当にネットでホテルも探したのですがレイトチェックインできるところでよいところがあんまりなかったこと、夜中に行ったことない街でホテルまで移動するリスク、あと何よりも夜中1時過ぎに着いて寝るだけなのにホテルを予約するのがめんどくさいしもったいないということで、この日は朝まで空港で寝るつもりでいました。

ということでヨルダンに入国。窓口の人にどのホテルに泊まるのか聞かれましたが、アンマンのホテルは予約してない(次の日はアンマンに泊まる予定でしたが、そのホテルも予約していない)し上述の通り空港で寝るつもりです…とは言えなかったので3日後にペトラで泊まる予定のホテルの名前を言ったら何とかなりました。

ということでアンマン着。
まずはATMで現地通貨を適当におろします。100JD(1JDが150円ちょい)引き出した、というかキャッシングしました。さすがにSIMカードはこの時間だと売場あいてないんじゃないかな…と心配だったのですが、24時間営業みたいで安心しました。空港にいる間はWi-Fiがあって無線LANばり便利なので問題ないんですが、SIM買えなかったら開店時間まで空港にいないといけないですからね。
10GBのやつが10.8JDだったので日本円で1700円、トルコよりはだいぶ安く収まったかな…
この時点で1時くらい。あとはもう寝るだけ。

隅っこの誰にも話しかけられないような場所を探します。横になれるベンチがあればよかったのですが、空港側も対策しているのか全部のにしっかり手すりがついてました。そしてよさげなベンチを見つけたと思ったら先客がいました。ホームレスの気持ちが少しわかった気がします。
ベンチに横にはなれないので、隣にバックパックを置いて、もたれかかるような感じで寝てました。
こんな状況で爆睡できるわけがないので、たびたび目が覚めましたが、ある程度は睡眠をとることができました。隣で同じように寝ていた先客は、気づいたら床で寝てました。
さすがにそこまでは強くなれない…。

朝5時を過ぎるとすこし明るくなってきたので、そろそろ市内に出ようかと画策。
ベンチで寝る前に空港からのバスが到着するターミナルの近くのホテルを予約しておいたので、とりあえずそこに荷物を置いて、身軽になってから、アンマンから少し離れたジェラシュという町の観光ができたらいいなという計画を立てました。

市内行きのバスは24時間…のはずが、空港から出てすぐのバスセンターに人がいない。
こちらがバックパックを背負ってるとみるやタクシーの運転手がやってきてバスはやってないからタクシーにしろと迫ってきますが軽く流して空港に。バスセンターに人が戻ってきたのを確認したので聞いてみると、次のバスは6時発だよと教えてもらったのでチケットを購入し、スタバで軽い朝ごはんを。
これ日本より高くない?と思いましたがどうもこの国は消費税が16%あるみたいです。 

コーヒー片手にバスに乗ろうとしたらコーヒーは持ち込み禁止だよって言われたので、その場で一気飲みしてバスに乗り込み、アンマン市内に向かいます。

続く。