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他人の好意を台無しにするブログ

ペトラ1日目

アンマンで無駄に疲れを溜めてしまったけれど、この日は旅のメイン、ペトラへの移動日。
ヨルダンといえばペトラ、ペトラといえばヨルダンみたいなところがある。

ホテルのスタッフにタクシーを呼んでもらい、ペトラ行きのバスが出る南ターミナル、ムジャンマ・ジャヌーブに向かいます。途中渋滞で車が全く進まなくて暇そうにしていたら運転手からYoutubeが表示されたiPhoneを渡され、「日本の曲でもなんでもいいから好きな曲かけていいよ」と言われました。
急にそんなこと言われても困っちゃうのですが、ふと頭に浮かんだのでFace to FaceのPVを流しました。媚びてないですよ。
ということでムジャンマ・ジャヌーブ に到着。ヨルダンの南側に向かうバスはここから発着するらしい。
ペトラ行きのバスがあったので乗り込み、満員になるまで待ちます。僕が乗った時点でそこそこ人がいたのでそこまで極端に待たされる事はなかったです。

ペトラまでは3時間半の旅。途中でSAみたいなところに寄ってサンドイッチ買ってたら置いていかれそうになった以外は特に何もなく、ペトラ観光の起点、ワディ・ムーサに到着。砂漠の中の道をひたすら走っていたのですが、急に街が現れて、スター・ウォーズの世界みたいだった。

今回もネットでホテルを予約(予約したのは前日ですが)。Booking.com様々ですね。
宿泊したのはここ。ドミトリーで予約したのですが、なんか個室があったみたいで値段は変わらず個室でした。値段は18JDだったので日本円で2000円弱。

この日はゆっくりして、次の日に1日じっくりペトラ観光をする予定ではあったのですが、水曜日だったのでペトラ・バイ・ナイトに参加することに。
これは月・水・木の夜にペトラで最も有名な建造物であるエル・ハズネを蝋燭でライトアップして、ベドウィンのショーが行われる、という催しです。
検索してみると高い割に思ったよりショボいなんていう感想もあったりして、参加するか迷いましたが、折角なので自分の目で見てみることに。 

ワディ・ムーサからいわゆるペトラ遺跡までは少々距離が離れていて、基本的にはタクシーで移動するのですが、値段を聞いてみるとビックリするくらいふっかけてきます。

もうここからは完全にペトラ行く人向けの情報になります。相場は1〜2JDらしいのですが、平気で10JDとか言ってきます。流石に10JDで攻めてきたのは1人しかいませんでしたが、基本5JDくらいを提示してくるみたいですね。交渉は正直めんどくさいですが、歩いて立ち去る感じを出すと大体なんとかなります。 

ということでビジター・センターに。ペトラ・バイ・ナイトのチケットを買います。17JD。
ペトラ自体の入場券がないと買えないみたいな記事もありましたが、僕は問題無く買えました。チケットを持って入場口に行くと既にそこそこの人が並んでいました。写真撮っとけばよかったな。
20:30開場と聞いていたのですが、20:10くらいにはもう列が動き始めます。
ペトラは広すぎるので、かなり手前の方にあるエル・ハズネまででも2kmは歩きます。しかも夜で、蝋燭があるとはいえ足元が真っ暗なのでそこそこ気をつけないとつまづきます。

王の道と呼ばれるシークを抜けると、エル・ハズネのある場所に。
蝋燭がたくさん並んでいて、観客が座るためのカーペットはあるのですが、肝心のエル・ハズネは暗くてあんまり見えません。
そんな中でショーが開幕。ただ、暗くて誰が何やってるか全然見えませんでした。
ショーの途中からエル・ハズネが何故か青色にライトアップ。そこは蝋燭の光と合わせなくていいのか…
20191107040832_IMG_0948
よく見えないままショーは30分足らずで終わってしまいました。確かにこのショーを観るためだけに17JDは割に合わないかもしれませんが、蝋燭で照らされたエル・ハズネの写真を撮れるのはこのイベントだけですからね。
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撮影会なのかもしれません。ちょっと画質粗いけど。

そしてまた2km以上歩いて遺跡入口に戻り、タクシーでホテルまで帰還。
ペトラ観光の本番は次の日なので、大人しく寝ることにしました。

続く。