石原夏織 2nd LIVE「MAKE SMILE」
パシフィコ横浜で開催された石原夏織さんの2nd LIVE「MAKE SMILE」
Day/Night公演両方に参加させていただきました。
まずは無事に開催されたこと、それ自体に感謝しかない。
中止になったり無観客になるイベントやライブも多い中、割と1週間前くらいまで「ほんまに開催されるのか?」と思ってた部分もありました。
現在の状況での開催にあたって、僕のような一個人には想像も及ばない協議や判断があったと思うのですが、どんな形であれ開催していただけるのは1ファンとして素直にありがたいですし、開催されるのであれば思いっきり楽しみたい、という気持ちで当日を迎えました。
石原さん本人は勿論なんですけど、スタッフ・関係者の皆さんも本当にありがとうございました。
ロビーには、数週間くらい前に発表されていたLeeとのコラボスウェットが展示されていました。
完全に私見ですが、スウェットを上手く着こなせる女はオシャレ力高いと思う。
一応注文はしてみたんですけど、これ僕が着て似合うのだろうか…。
席はDay公演が1階席の前の方、Night公演は1stライブ以来の2階席最後列でした。
以下セトリ順に軽く振り返り。
1.Face To Face
2nd アルバムでも1曲目に配置されていたし、ライブでもそうなるのかなってなんとなく思っていたけれどその通りだった。ツアーの時の「みんなに会えて、よかったー!」がとても良かったのでそれがなくなっちゃったのだけが残念です。(当たり前!)
2.Water Front/夜とワンダーランド
後方視的に見ると前半はポップで可愛らしい感じの曲が続くので、ここで来るかって感じはあったけど曲は好きなので特に問題はなかったり。
『Water Front』を歌っているときの憂いを抱えた表情がめっちゃ好き。視覚でも曲の世界観をしっかり出してくれるのはライブならではというか。これ前も言った気がするな。
3.リトルシング
とにかく演出に驚いた。驚きすぎて殆どダンサーの方ばっかり見ていた。
あの棒、物販で売ってくれないんですかね?
4.Crispy Love
いつもの事ながらそんな直球で恋心を歌われるとこっちが照れてしまう。
この曲、振り付けが可愛らしいのでライブではこっそり楽しみにしていたり。
5.フィービー・フィービー
秋イベントの時と同じく、サビの部分の振り付け講座が開催されてみんなで踊りました。社会情勢的に声を出してのコミュニケーションが難しい中、身振り手振りによる非言語的コミュニケーションが重要になっていくわけですね(適当)。
6.ポペラ・ホリカ
あのイントロが流れるだけでスイッチが入ってしまう。着席・無発声ライブなのは重々承知なのですが流石にこの曲だけは飛んだり跳ねたりしたくなってしまった。
7.You & I
Against.のカップリング曲。この曲の友達以上恋人未満のもどかしい関係をリアルに描いた歌詞、可愛らしくて好きなんですよね。ブラスのイントロから入る明るい曲調もいい。
20代後半でこういう曲出してくるのか…という驚きもありましたが、まぁそれだけ表現の幅が広いということで。
8.Taste of Marmalade
どこかで漂流したみたいな露出度の高い衣装に変わって面食らいましたが、独特の雰囲気があってオンリーワン感を醸し出しているこの曲は好きなんですよね。
いつの間にか舞台裏から椅子が出てきて、脚組んで座りながら歌うのは新鮮でしたね。『氷の微笑』のシャロン・ストーンかよって思いましたが。いや流石にアレは意識してるでしょ。
9.Diorama-Drama
あの藤林御大が作詞ってことで個人的には注目度の高い曲。『Against.』もそうなんだけど。息苦しい箱庭をぶち壊せ!みたいな力強い曲だけど、前後含めて全くテイストの違う曲を(同じ衣装で)演りこなす七変化っぷりが楽しめた。
10.キミしきる
秋イベントの時もそうだったけど、今回もこの曲の生披露はほんとに楽しみで。
そのままの自分でいて、と寄り添う優しい歌詞が、石原さんの透き通る声に乗って心に染みてくる。ひとつひとつの言葉をしっかりと聴かせる楽曲だと思うので、スクリーンに歌詞が浮かぶだけのシンプルな演出がめちゃくちゃ合ってるんですよね。
完全に余談だけどいつのまにか衣装がロングスカートに変形していた。
11.雨模様リグレット/empathy -winter alone ver.-
1stアルバムから選抜されたのはこの2曲。
Sunny Spotの収録曲、いい曲ばかりなので今後も歌ってほしいとは思うんだけどどうなることやら。『CREATION×CREATION』なんかはオタクが騒いじゃうから泣く泣く見送られたのかもしれませんが…。
ちなみに、『empathy』は今後こっちを使っていく方針なんでしょうか。
12.Ray Rule
この曲をダンサーなしでやるの、初めて見たので新鮮でした。
今までやったことあるのかな?
13.Against.
本人もおっしゃっていましたが、この曲をステージでやるのって初なんですよね。
なんとなく秋イベントあたりでやったような印象だったので意外でした。
タイアップしたアニメの内容は忘れました。伝説の7話以外。
14.TEMPEST
サンプラザではできなかった、念願の炎を使った演出ができて盛り上がりました。
燃やしすぎじゃね?とちょっと思ったけど。
タイアップしたアニメの内容は忘れました。
15.SUMMER DROP
歌詞とPVがちょっとパリピっぽいけど石原さんらしい元気の出るサマーチューンだと思う。あとリズミカルなダンスも可愛らしい。
秋と冬しかステージで聴けていないので、いつかちゃんと夏に聴ける日を心待ちにしています。
~アンコール~
16.Plastic Smile
4月発売の新曲がここで宇宙初公開。タイアップされるアニメ、というかその原作はさわりくらいしか知らないけど、それに寄せているというか、出会いをきっかけに新しい景色が見えた、というメッセージがこもった前向きな曲に聞こえました。
アニメがどうなるかは…Project No.9を信じろ。
17.Page Flip
今までの全部が未来を作っている、っていうひたすら前向きな曲。後述のMCの内容とも繋がっているし、締めの1曲にふさわしいなって思います。
相変わらず楽曲面での八面六臂ぶりを見せつけてくれるし、演出や表情なんかも曲によってガラリと変わるので観ていて本当に飽きないライブでした。これ同じ人が同じステージで歌ってるんだよな…と思わせる部分が何回もある。
以前からステージでやっている曲もちょくちょくアクセントを加えてくれるのが素晴らしい。着席だったり、声出しNGだったりと普段(普段があるほど通っているわけでもないですが)通り、とはいかない部分もありましたが、間違いなく笑顔で最高に楽しませてもらえたライブになりました。繰り返しになりますが、本当に開催されたことに感謝です。
MCは相変わらず…な部分もありましたが、この状況でも活動自体はそこまで減らなかったことや、オンラインという新たな試みでファンとのコミュニケーションができたことなど、変化をポジティブに捉えているのが印象的でした。
対面イベントは難しい状態ですし、今回のライブだって去年までに比べれば制限も多い状態になっていますが、その中でも前向きに活動してくれる姿は笑顔と元気をもらえる…ような気がします。
これが""光""か。
個人的にも現状外出が難しくなって、生活を制限されている部分は大いにあるんですけど、その分自分の為に使う時間だったり、普段できなかったことを長期的に継続してやる時間は増えて悪いことばかりじゃないな、とは思っているので尚更共感する部分はありました。要は気持ち次第で世界は変わってゆくということですね。
ただ、流石にライブ終了後石原村の皆さんとご飯食べながらお話をする機会がなかったのは少し寂しい部分もありました。
まぁやったらやったで限界オタクの濡れ衣を着せられつつやたら厳しく糾弾されるのがオチなので、これもポジティブに捉えて、直帰で良かったということにしておきましょう。
またお会いできる(=イベントがある)日を楽しみにしております。