その分現金でくださいよ。

他人の好意を台無しにするブログ

TEMPEST MISSON

先日、石原夏織さんのサマーイベントであるところのTEMPEST MISSIONに参加させていただきました。

会場は山野ホール、どこやねんと思ってたけど新宿のよく行ってるラーメン屋(鳳仙花ではないです)のすぐそばでした。虚弱体質なので、外で待ってたら熱中症で死ぬんじゃないかと思ってたけどそこそこ涼しくてセーフ。
あと待ってる途中に職場から電話かかってきて呼び出しを覚悟しましたがセーフでした。

物販で光る棒…というか板とパンフレットとブロマイドCを購入してから中に。
ブロマイドについては1エピソードあるのですが、掲載許可を得ていないので割愛します。

中に入って30分くらい持ってきた文庫本を読んでいたら開演。
今回のMCである鷲崎健さんと、主賓である石原さんが入場。
鷲崎さんに関しては、声優さんのイベントに行ったり、ラジオを聴いたりすることがほとんどないのでお顔を拝見するのすら初めてだったのですが、有識者の方々から素晴らしいパーソナリティだというお話を聞いていたので今回のちょっとした楽しみだったりしました。

8月6日は石原さんの26歳の誕生日ということで、ケーキ(2万5千円するそうです)が用意されて、みんなでお祝いする流れに。おめでとうございます。
そしてもう1個のプレゼント、牛牛とかいう焼肉屋さんの食事券。
安安みたいな名前してるし、ぶっちゃけ1700円くらいで食べ放題やってそうだな…と思ったんですけど今食べログで調べたらクソ高かったです。
これを石原さんが手に入れるためには3つのゲームのうち2つをクリアしないといけない、ってのが今回のイベントの流れらしい。
1つ目のゲームはなんちゃらカオネイター。
要するに石原さんがアキネイターになって、5つの質問を観客席にして、観客だけに見えているお題の人物が誰か、を当てるゲーム。アキネイター、もはや懐かしいな…。
石原さんがアキネイターを知らないのは大きなディスアドバンテージだったかな、と。
大体最初の質問「実在する?」とか「男?女?」とかですからね。
1問目は「アニメキャラ」というヒントだけ与えられて『色づく』の琥珀ちゃんだったんですけど、髪の毛長いですか?とかの質問でうまく絞り切れずにEND。一応ここ1-2年のアニメってことは絞っていたみたいですが、鷲崎さんの(悪意ある)誘導で自分の演じたキャラだと思い込んでて瞳美ちゃんって答えてて誤答。やっぱやったことないと難しいですね。あとは答えが鷲崎さんのやつは(見たことのない漢字を書いてましたが)正解、正解が「ハワイ」のやつはそもそも設問が意味不すぎて不正解。クリアならずでした。

2つ目のゲームは石原さんと親交が深いことでおなじみ(らしい)の乃木坂の佐々木琴子さんがビデオ出演。
「キャリさんにみんなをキュンキュンさせてほしい」ということで、指定されたシチュエーションで石原さんがセリフを言って、3つ中2つ以上で観客がキュンキュンすればクリアといったゲーム。
なんかこれと似たようなことをやってるのをどこかで見たことが気がするんですよね…佐々木さん、もしかして狂人では?

1つ目のお題は「仕事で誤発注をやらかしてしまった新人社員鷲崎くんを優しく慰める営業成績トップの石原先輩」。やっぱこれどこかで見たことある…。「誤発注したボールペンに会社の名前書いて配ろう」とかいうブラック上司感を出していたので(?)観客の賛同は得られず。
まぁ石原先輩の後輩だったら僕も死ぬほど働くと思うんですけど、実際めっちゃ苦労しそうだな…。

2つ目のお題は
「大学生になって初めて彼女ができて、彼女の家でソードアートオンライン・アリシゼーションのティーゼちゃんを観ている(女なさそう…)時に小学3年生の妹・夏織からかかってきた電話」
オタクはそんなに声優に「お兄ちゃん」って呼んでほしいのか…?これも既視感。
「妹キャラは先輩方で枠が埋まっててあんまり自分のところに役が回ってこないんですけど、ここでアピールします」とのことで、満を持して小学生がかぶってる黄色い帽子を着用していざ本番。ゴム紐がきつくて首締まってたのがちょっと面白かった。石原さん渾身の小学生ボイスで「お兄ちゃん今女といるの???」とか尋問が始まってキュンキュンというより爆笑してしまったんですけど、みんな拍手してたのでこれはクリア。

3つ目は「ラフティング部の美人マネージャー夏織が、大会前日に伝説の樹の下に呼び出して一言」。ラフティング…ボート…やっぱこれって…。
石原さんが「ラフティングって何ですか?」って言ってましたが、会場にいらっしゃる賢明な石原ファンの皆様は「いやライブの幕間でラフティングやってたやんけ…」と突っ込みたくなるのを心のうちにとどめていたと思います。挙句の果てにリフティングと間違えてましたからね。リフティングとラフティングを間違えていたこともあって正直なんかグダグダ感は否めませんでしたが、観客の皆さんが優しかったのでクリア。

ここまででクリアは1/2。焼肉食えるかは最後のミッション次第。

最後のミッションは「レシピなしでオムライスを作り、観客がおいしそうに見えれば(ここ重要)クリア」というゲーム。さすがに嫌な予感しかしないですね。エプロン姿は…可愛かった✋
先達である某氏からとある資料を見せられていたので、流血沙汰もあるのでは?と思っていたのですが、食材は全部カットされていたのでセーフですね。チャーハンとベーコンと人参を同時に混ぜて炒めた後ケチャップでびちょびちょにしてピーマンも入れて…とさすが生で見るCarry Cooking Studioは迫力が違う。本当に目の前で料理しているのでベーコンのいい匂いがほのかに会場に漂う。
上に載せる卵を作っていくのですがなぜか1個温泉卵という謎のハプニングが。マジでなんでなんだ。
その後中華スープの素みたいなのとかマヨネーズを卵にぶち込んで(生クリームと間違えてマヨネーズを入れたらしい)フライパンで焼いていきます。ちなみに卵にマヨネーズを入れるのはレシピサイトをいろいろ見てたらなくはないみたいですね。実は料理得意声優なのかもしれない。
ライスに卵を載せるのも会場の9割くらいの人が事故を予見してたような空気を感じましたが、なんだかんだでうまくいってフィニッシュ。
これ誰か食べるの…?と思っていたのですが、まさかの本人が実食。めっちゃ嫌がってたのは笑った。
「世界にこれしかないのなら食べられる」は素晴らしい食レポだと思います。案の定ピーマンは生焼けだったようですが。
評価基準はあくまで「おいしそうに見えるか」なので、優しい石原ファンの皆さんがマックス大忖度の拍手をしてこれもゲームクリア。焼肉ゲット。おめでとうございます。
あの後オムライスはスタッフがおいしくいただいたんでしょうかね…。

昼の部と夜の部の間に今期の怪作アニメについて話してたらドン引きされましたが、別にこういうのしか見てないわけじゃないですよ。

夜の部はゲームが全部一新されてました。ついでにケーキも一新。さらに商品もダイソンの空気清浄機に変更。これは確かに欲しいかも…。南古谷の瘴気も浄化されそう。
もっと言うと衣装も一新。これは…10点ですね…(参考資料)。
元気そうな感じがよい。女の子のジーンズに弱い。

1ゲーム目は擬音ゲーム。要するにお題を観客が擬音だけで石原さんに伝えるゲーム。
擬音は著作権フリーなので各先生方ご自由にお使いください。
例題に「ネコ」があって石原オタクみんなでにゃあにゃあ言ってるのはいろいろやべえだろって心の中で思っていたのですが、後から皆さんに確認すると問題視してたのは僕だけだったみたいです。考えすぎか。
1問目からお題が「ヘビ」でヘビの擬音ってなんやねん…と思って見様見真似パーセルタングを唱えてみましたが、たぶん誰にも通じてないしみんな「にょろにょろ」って言って石原さんは正解してました。アニサマのさいとーPが問題になってましたが、これ企画した人頭おかしいのでは?このゲームはほぼ全部正解していたのでクリア。

2ゲーム目は本渡楓様の映像出演によるミッション。
ホラーが苦手なキャリ「ちゃん」にぜひおばけを克服してほしいとのことで、「だるまさんがころんだ」というVRホラーゲームを叫ばずにクリアできるかというミッション。鬼か。
寡聞にしてこのゲームについては知らなかったんですけど、廃校でだるまさんがころんだをやるけど横からいろいろ脅かしが入る感じでした(参考資料)。そりゃ怖いだろうけど、すぐ飽きそう…。
石原さんはルール把握してないのか?ってくらい声を上げてたので残念ながらクリアならず。怖いというか、急にデカい音が鳴ってバケモンだのムカデだの出てきたらびっくりするし、しゃあなし。
恐怖とびっくりを混同しちゃってるホラー作品って実際…長くなりそうなので割愛。
ホラー苦手っていう割には結構楽しそうにやってたような…?

これで空気清浄機ゲットは3ゲーム目の結果次第。熱い展開ですね。

3ゲーム目は片手で生卵割り×3→3つの曲がミックスされた音源を聞き分ける→反復横跳び50回→バラエティよくやってる箱の中身はなんでしょうっていうアレ→観客からの借り物競争、を5分以内に、というミッション。

まず案の定生卵に苦戦していく。いや片手で割るのは普通に難しいと思うんですけどね…。

そしてミックス音源の聞き分け。1つがミスチルTomorrow never knowsなのはすぐ正解できていたのですが、他2つが全く分からない。僕も真面目に聞いてみますがわからない。ところどころ石原さんの声が聞こえてくるのですが、どの曲か全然わからない。石原さんが(めっちゃスピーカーに耳近づけててたけど、騒音性難聴になっちゃいますよ)「Bloomimg Flower」と正解しましたが、正直正解が分かった後聞いてもよくわからなかった。聖徳太子の才能がない。
もう1曲は以前お渡し会で好きな夏ソングだと言っていたTUBEの「夏を抱きしめて」でしたが、その時のお渡し会と同じく「夏を抱きしめたい」とタイトルを間違えていました。誤差誤差。

反復横跳び50回は普通に辛そうだったけど、特に危なげなく終了。さすがです。
箱の中身を感触だけで当てるやつの中身は(なぜか)水浸しになったヘビの人形。テンプレというかなんというか…頭の部分触って当ててました。動かないのによく当てますね…いや動いたらそれはそれでだめだけど。

最後は観客からの借り物競争。お題は「真っ赤なもの」。
石原さんが観客席を回って真っ赤なものを集めていたので、バッグの中身とかチェックして探してみましたが、三菱UFJのキャッシュカードしかなかったので断念。中身はそこそこ渡してますけどね。
結局赤いバッグとモバイルバッテリーを借りてきてクリア、しましたがタイムは5分25秒。クリアならず…なのですがなんかリトライすることに。演者に優しい。聞き分けのやつもヘビのやつも答え分かってるから、もう食い気味で答えてました。借り物も速攻でマスカラ借りてきて1分30秒くらいでクリア。なんだこれ…。
ということで空気清浄機もゲット。おめでとうございます。

めっちゃゆるゆるな空気で昼も夜も「もうここから歌う気分になれない」みたいなことを言ってからのミニライブパート。幕間映像では神奈川県の某山中で滝行してました。絶対足柄だろ…と思ってたけど本当に南足柄市でしたね。さすがに滝行オフは…遠慮しときます。

ミニライブで歌った曲は

1.CREATION×CREATION
2.オリジナルスター☆彡
3.Crispy love
4.Untitled Puzzle/Ray Rule
5.TEMPEST
6.Sunny You

の6曲。
ミニライブっていうからほんとにミニでTEMPEST収録の2曲じゃないのかと思っててすいませんでした。石原さんのお歌を聴くのも昨年末のライブ以来。
あの1日がすごく楽しくて、その後音源聴いててもふと思い出しちゃうんですよね。この話何回目だ。
1stライブでもがっつり盛り上がったCREATION×CREATIONでスタート。さっきまで事故みたいなオムライス作ってた方とは思えないスイッチの切り替わり。こういうところ、素直に感心してしまう。

2曲目はアイカツ!の主題歌。なんか昔うちで再生したときに聞いたことある曲でした(その程度の認識)。勉強不足で申し訳ございません。

3曲目はTEMPESTのカップリングですね。石原さん曰く「かわいい」を全力で突き詰めた曲。
曲はもちろん、ダンスも今回が初披露。MCでは本曲のお尻を振るダンスを強調されておりました。みんな覚えてやってみてね、と言ってましたけど、アラサーにこれはきつい。もちろん石原さんはバッチリかわいらしく決めてました。僕は女性声優の曲だとこういうド直球で可愛いやつが割と好きなので、こういう路線もいいのではないでしょうか。逆にそれ以外だとこういう感じの曲は全く聴かないですけどね。

4曲目は昼と夜で別の曲。どちらも夏織ダンサーズの皆さんと一緒に。
Crispy loveの可愛い路線から一転ダンスナンバーに。幅が広い。

そしていよいよ新曲TEMPEST。TVアニメ『魔王様、リトライ!』の世界観に合わせた(ほんまか?)かっこいい1曲。正直アニメの内容をはるかに凌駕したかっこよさだと思うんだけど、まあそれはいいか…。(主演の声はめちゃくちゃかっこいいですね)
こちらも実際に披露するのは初めてということになるのですが、マジェスティックなところの誘ってくるようなダンスは個人的イチオシポイントだったりします。マジェスティックって言いたいだけではないです。

最後はSunny You。アルバムの中でもかなり好きな曲なので最後に来たのは嬉しい。
ひたすら前向きな歌詞が素敵な曲なのでみなさんぜひ聴いてみましょう。Apple Musicで聴けますよ。

ということでライブパートもめちゃくちゃ楽しんでしまいました。(2曲だと思ってたので)6曲も聴けてよかったな~というお得感。馬鹿でよかった。
1stアルバムの曲も歌ってくれたので、年末ライブのことをまた思い出しちゃいましたしね。どんだけ美しい思い出になってるんだ。

2時間くらいのイベントが終わり、夜の部の最後では重大発表。
「4thシングルの発売」と「ツアー決定」。
有識者から「このイベントでは絶対重大発表がある」との予想を聞いていたので、新曲は発表来るかな~と(勝手に)思ってたんですけど、ツアーは完全に予想外でびっくり。
前のライブの幕間映像で「ツアーができますように」と目標を立てていたのを(年はちょっとずれちゃったけど)見事実現。ほんとステップアップが早い。
周りの皆さんもめちゃくちゃ喜んでて、僕もめっちゃ拍手してしまった。

石原夏織さんを強く意識するようになった(元ネタがあります)のは『色づく』の演技と、年末のライブ(何回言うんだ)があったからなので、正直ここ1年もない(某友人の異常な愛情の影響は結構前からあるけど)し、ぶっちゃけよく知らないことしかない(そして「★1ですよ!」とか言われる)んですけど、声優としても、歌手としても活躍していく石原さんを草葉の陰から応援させていただければと存じます。

2020年は、太陽のようなその背中を(大阪とか名古屋まで)追いかけにいくことになりそうです。