2020年総括
あけましておめでとうございます。
新年におかれましては、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は2年連続で年始から変なアニメを観たような気がするんですが記憶が定かではありません。
そして案の定2020年の振り返りが2021年の正月まで書きあがらないやつ。
いや本当はちゃんと年内に書き上げる予定だったんですけど、もう1つブログのネタが降ってきて、それを書くためにアニメ観直したりしてたので…。
生活環境
この記事を書くために2019年の総括を読み返していて、「初めて車を買ったので、安全運転に気を付けたい」みたいなことを書いていましたが、その記事を公開した3日後に自損で思いっきりドアを凹ませ、年始早々20万の修理代という高い授業料を払いました。
安全運転のお守りとは何だったのか…。その後は何とか無事故で過ごせたのでまだ良かったですが。
現職場での仕事は2年目で流石に慣れてきた…のはいいのですが新型コロナウイルスの流行により特に秋以降は業務の殆どがこの対応になってしまったので、元々興味があった分野に携わるとか、知識を増やすとかそういう目標はほぼ達成できずでしょうか…。
12月はこともあろうに自身ががCOVID-19に罹患してしまい散々な目に遭いました。
入院もせずに済みましたし、今のところ後遺症もなく日常生活に戻れているのでいいんですけど、離れて住んでいる分両親に変な心配をかけてしまったのは流石に心が痛みました。休んでる間にDr.STONEとA3!完走したとは言えなかったし。
資産形成
家に1人でいる時間が増えて、金のことを考える時間が増えました。(?)
2019年は初期研修が終わって収入が増え、自由に使えるお金が増えたくらいの感覚でした。
2020年は給付金やら危険手当やら何やらで実は去年よりもらえる額が増え、いわゆる余裕資金と言われるどう頑張ってもしばらく使わないお金が生まれてきました。
ということで、使わないまま寝かせてるのも勿体ないかなと思って投資を始めてみることにしました。今年始めた人多そう。
そう言ってもNISA口座を開設してiDeCoを始めてインデックスファンドちまちま積み立てるのがメインなので、特に大したことはしていないのですが。
また、この期にそれ以外のお金の出入りにも意識を配るようになったのは大きな変化かな、と思っています。
ポイント還元を重視してクレジットカードを最適化したり、通信費なんかの固定料金も見直したりと色々やりました。日常の決済もほぼすべてクレカで行うことで、家計簿アプリと連動して支出の可視化もできるし、便利な世の中になりましたね。
作りたいクレカの審査にほぼ落ちなくなったのが一番ありがたい。
なんか胡散臭くなるので具体的にどうしたかは書きません。
旅行
お察し。
「年に1回は海外旅行」をささやかな人生目標にしていたのですが、予想もしていなかった理由で4年目にして途絶。
友人と計画した旅行も結局全部おじゃんになりました。
1月には福島に行ったのと、11月にGo To トラベルを利用して前からやってみたかった能登半島1周は出来たし、ゼロではないだけまだよかったかな…、といった感じ。
カメラもせっかく買ったのにあんまり使えなかったなぁ…。
国内でも行ってみたいところに行けない…というのが続いたので、2021年は少しでもマシになると良いですね。
映画
2020年に観た映画は全部ブログに感想書いた(はず)。偉い。
今年は全部で60作観たようです。(12/29時点)
まぁVシネマなんかは映画かどうか微妙だけど映画館で観たし…。
内訳は
邦画:6作(映画館5作)
洋画:31作(映画館9作)
アニメ:18作(映画館13作)
特撮:5作(映画館4作)
という感じ。偏ってるなあ…。
数だけ見ると洋画が多いですが映画館で観た作品も過去の名作のリバイバル上映がメインで、本当に今年は新作を観なかった。単純に数が少ないというのもありますが。
新作を観たのはアニメばっかりな気がします。
新作の母数が本当に少ないので悩みどころですが、特に印象的だったのは『パラサイト 半地下の家族』でしょうか。アジア映画初のアカデミー作品賞で話題になった本作ですが、とにかくエンタメ性が凄まじく上映時間中ずっと画面にくぎ付けでした。
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『どうにかなる日々』もかなり良かったですね。
何気ない日常の中における登場人物たちの心の機微が細かな演出から浮かび上がっていくオムニバスで、作品の世界観に寄り添った主題歌と合わせて素敵な作品に仕上がっています。
ampleparkingdayornight.hatenablog.com
過去作だともう間違いなく『ゲット・アウト』です。
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前編から漂う不気味な雰囲気はホラーとしても極上だし、無意識の差別をテーマにしたジョーダン・ピールのストーリーテリングがとにかく秀逸。ホラー映画のストーリーには正直ライダー俳優の序盤の演技くらいにしか期待していないのですが、本作にはのめり込んでしまった。これが面白すぎたせいでハードルが上がりまくって、次に見た『Us』が若干肩透かし気味になってしまったこと以外は最高の作品です。
漫画
週刊・月刊の漫画誌をほぼ読まなくなってしまったので他人から勧められた作品や、書店で気になった作品を単行本で読むのがメインに。
2020年は何といっても『ヒロアカ』にハマりました。今更。
ヒーローものは元々好きなジャンルなのでどうせ読んだらハマるんだろうな~と思いつつ読んでいなかった作品だったのですが、アニメ視聴を機に単行本も全部買ってしまいました。
少年漫画の王道的な熱さはありつつも、デクのオールマイトに対する強すぎる憧れが枷になっていたり、轟くんはエンデヴァーを否定することに固執するあまりヒーローとして成長するチャンスを長年見落としていたりと、紆余曲折ありながら成長していくキャラクターたちを応援したくなる作品。『スター・ウォーズ』などアメリカ映画の小ネタが挟まれてるのもクスっとくる。
子供の頃に読んでたら『ガッシュ』とかそれくらい人格形成に寄与した作品になったんじゃないかな。
漫画も勿論なのですが、3月から始まるアニメ5期も楽しみです。
これもアニメがきっかけだけど、今年出会えてよかった作品。
作品の全体的な印象は長文書いたのでこっちで。
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アニメで描かれた部分のあと、身長というハンデがありながらもモデルとしてどんどん存在感を出していく千雪と、もう普通に敏腕デザイナーとして活躍していく育人。最新18巻がひとつの節目になっているけど、本当に最後の最後で颯爽と現れる千雪がめちゃくちゃかっこよかった。本当にこのヒロインはいろんな面を見せてくれるけど全てが魅力的。そろそろパリコレが見えてきそうだし、話も終盤に差し掛かってくるのかな。
アニメは原作が素晴らしいので話は安定してたけど動きとか演出はもっと頑張ってほしかったな…。
友人に勧められて読んだ漫画。
ハイスペックリア充ヤンキーの主人公がひょんなことから絵画に興味を持ち、美大受験をする話。
「美大って入るのこんなに難しいのか…」というのはさておき、小手先のテクニックとか要領の良さではごまかせない「絵画」という題材で入試に挑む主人公が「何を描きたいのか?」「自分が本当に感じていることは何なのか?」と自分の根っこにある部分と向き合っていく。読んでいて胸が熱くなるし、自省も促されるような作品だった。
コメディものでここまで笑える漫画に久々に出会った気がする。
アーニャが可愛い。
1巻序盤のギャグ展開も面白かったけど、そこからのミステリ展開も目が離せない。
メンゴちゃん先生の絵も可愛いときて全方位に隙がない作品。
そして何より主人公の前世が宮崎県北部の医者という設定で死ぬほど笑ってしまった。
アニメ・特撮
家にいる時間が増えたのでその分アニメを観る時間も増えました。
リアルタイムで完走したアニメは冬クール10作、春クール11作、夏クール10作、秋クール17作(見込み)、通年でプリキュアとポケモンを観ていたので合計50作。
今までクールに数本しか観ないこともザラだったのでさすがに増えすぎ感はありますね。
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話数単位で挙げたエピソードがある作品は勿論好きなんですけど、それ以外だと『ドロヘドロ』『かくしごと』『イエスタデイをうたって』『魔女の旅々』なんかは全体的にクオリティが高くて、かつ自分の好みな作品でした。
まぁこの辺はそれはそう、という感じなんですけど『放課後ていぼう日誌』はあまり観ないジャンルの作品ながら素晴らしかった。着衣水泳の回をやったり、最終話でもちゃんとキャストする前に周囲を確認していたりと、釣りを描くにあたって真摯な作品でした。序盤は釣り竿の手ごたえや魚との駆け引きの楽しさ、後半のエピソードでは試行錯誤することで釣れた時の楽しさという風に、多角的な楽しさを描いていたのも本当に釣りを描く上での解像度が高かったです。
また過去作を後追いで観たのが17作。前から気になってた作品や、正直観なくてよかった作品まで追うことができました。ほんとにずっと家にいたんだな…と感じます。
漫画の方で書いたのでヒロアカはもういいよって感じですが、あまりにハマりすぎて2週間で4期まで完走しました。
今年観た過去作だと2003年放送の『ガングレイヴ』がぶっ刺さりました。
まるでマフィア映画のような矜持に満ちた登場人物たちと、すれ違いの末に戦う運命となってしまったブランドンとハリー。14話、エレベーターで2人が対峙するシーンは様々な感情が混じりすぎてどうにかなりそうでした。後半主要キャラがスペリオール化して若干小物くさくなっちゃったのが残念でしたが、男の教科書と言われるのも納得の作品でした。
特撮は毎年観ている「仮面ライダー」シリーズ(『ゼロワン』→『セイバー』)に加え、『魔進戦隊キラメイジャー』『ウルトラマンZ』を毎週観ていました。
『キラメイ』は明るい雰囲気を基本としながらも、多様性を受容する現代的な価値観が心地良いですし、『ウルトラマンZ』もハルキが戦う理由に迷い、それを振り切るまでの中盤のストーリーをはじめクオリティが高い回が多く毎週の楽しみでした。
その一方『ゼロワン』は結局物語としての軸がブレたまま完結し、『セイバー』は序盤ということを差し置いても現状纏まりに欠けるカオスな作品になっているような…
新型コロナウイルスの流行で制作に制約があることは重々承知なのですが、大丈夫なのかな…。
過去作だと『ウルトラマンZ』にジャグラス ジャグラーが出演するという繋がりで『ウルトラマンオーブ』を後追いで完走したし、NHK 4Kでリマスター版が放送されている『ウルトラセブン』も毎週楽しみにしています。
仮面ライダーシリーズに比べるとウルトラシリーズは触れている作品が少ないんですけど、実は最初に触れた特撮作品は『ウルトラマンティガ』だったりするんですよね。2020年に観た作品がどれも面白く、シリーズの魅力を再確認した年でもあったので、2021年はまた何作か観ていきたいですね。2021年の挑戦。
読書
それなりには読んでると思うんだけど、何冊読んだか忘れちゃった。
2021年は読んだ本も記録することにします…。
上にも書いたけど2020年から投資を始めようと思いたち、まずは最低限の知識を入れようと思って関連本を何冊か読んだんですけど、その中でも本書の内容は印象的でした。
別に投資のイロハとか銘柄選びの参考になるとかではなく、自由とお金に対する著者の考え方に共感するところがあり、目的を実行するためのプランニング力とストイックさが凄まじい。8年間せっせと収入の8割を株式に回すって、普通は出来ないと思うんですよね。
僕はしばらく仕事を辞めるつもりもないので、ここまでストイックに生きることはしないでしょうが、現在の社会で経済的独立と自由が密接に結びついているということ、お金は人生の選択肢を増やすための手段でしかないという考えは大いに同意します。結局この人は「自己分析」「最終目標設定」「最終目標のための小目標設定」「実行」をひたすら愚直にやってるだけではあるんですよね。それが凄すぎるんだけど。
現代日本は、高配当の外国株なんかへのアクセスも整備されており、ちょっと調べれば本書に載っているような情報も手に入る。要するにセミリタイアしたいって本気で思えば(そんなすぐには出来ないけど)チャレンジできる環境はそれなりに整っている。文句だけはご立派で行動を起こさない人のことを「貧乏マインド」なんて呼んじゃってますが、行動を起こさずに結果を変えることなんてできないのは同意。
仕事辞めたいって人は1回読んでみて、自分が本気で仕事辞めたいか考えてみるのもいいと思います。
仕事でもブログでも、文章を積極的に書こうと決めた1年でしたが、この本に書かれているエッセンスはかなり役に立っています。たぶん何回も読み直す1冊。
友達から「医者はこれ絶対読んだ方がいい!」ってお勧めされた本。
離婚調停や養育費をどれくらい払わないといけなくなるのかの計算問題が挟まれていて笑ってしまった。
Twitterでめっちゃネタにしてしまっているけれど、現在の一夫一妻制がそんなに歴史のあるものではないとか、この制度で得をしているのは誰か、そもそもこの制度は現代日本に合っているのかなど、結婚制度の根本的なところに懐疑を向けているので、普通に面白いですよ。
音楽
ここ数年はアニメの主題歌とちょっと気になったバンドの新譜しか聴いていないですが、2020年リリースでたくさん聴いたのはこの辺でしょうか。
前向きな曲調と「変えられない過去に色を塗っていく」という歌詞が4期2クール目の展開にベストマッチ。
アニメのOP映像の話になってしまいますが、ここで轟くんとかっちゃんのカットが入るのがたまらない。
メンバーが1人抜けて、3人体制になってから初めてのシングルというのも色々考えちゃう。
逆に「あんまアニメの内容と関係なくない?」って思ってたんだけど、歌唱力が高すぎる。
緑黄色社会 - Shout Baby / THE FIRST TAKE
緑黄色社会は機会があればライブに行ってみたい。
疾走感の塊。車内で流してるとスピード違反起こしそうになる。
Aimerの曲、スローテンポな曲が多かったのもあってあんまり刺さってなかったけど、この曲は炎炎の主題歌らしいかっこよさがツボでずっと聴いてたな…。
声が綺麗なのは当然として、「好きだから選ぶ 選びながら私になっていく」というのが旅に対するイレイナの姿勢にリンクしているのが良い。
↑に影響されてアルバムも聴いてみたんですが、非凡な表現力が際立っていると感じて何回もリピートしたのがこの曲。上田麗奈さんも生歌を聴いてみたい。
違う気持ちを許す幸せ。
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税金ばり高~~~い!!!
声優イベント
石原夏織さんのイベントは、現地参加のやつに限れば年初めのツアー3公演、ラジオの公録、秋イベント2公演、『どうにかなる日々』の舞台挨拶が計4回、先日のラジオのイベントが2部制だったので合計12回。
加えて各種配信イベントやインスタライブでも楽しませていただきました。
社会情勢的にイベントに制約があるなかそれなりに開催されたのでは?という印象。ツアーをきっかけに将来有望(手遅れとも言う)な若者と出会うことができて良かったですね。
2月に横浜で開催される予定の2nd ライブもどうなるか分かりませんが、無理のない範囲で開催してくれれば良いなと思います。
石原さん以外だと千葉翔也くんが出演していた『嵐が丘』の朗読劇と『ゆるキャン△』2期の先行上映会に参加しました。『嵐が丘』は生で聞く声優さんの演技が新鮮で、改めて原作を読む機会にもなったし参加して良かった。
『ゆるキャン△』も好きな作品なので1月からの本放送が楽しみですね。
2021年の目標、まとめ
・おそらく来年度途中から職場が変わるので、適応する
・投資の継続。まぁ勝手に積み立てられるようにしてるんですけど。
・読書量を増やす。ジャンルによるけど仕事関連以外で月3冊は読みたい。
・映画も月に5本くらいは観たい。
・映画だけじゃなくて読書やらなんやらも適宜ブログに記録する
まぁ2020年にちょっと意識改革をして、筆不精の割には頑張ったと思いますが。
・リングフィット継続。とりあえずストーリー終わるまでは継続的にやる。
・もっと写真の練習をする
パッと思いつくのはこれくらいでしょうか。
海外旅行は社会情勢によるけど、2021年中は難しいんじゃないかな~~~、と思っています。
色々と制限があって、大変なことも多かった1年でしたが、やれるときに行動しておかないと今回のように外的要因でチャンスを逃してしまうこともあり得るという事実を強い実感と共に学べたという意味では大きい年だったかな。
元来思い立ったら即行動、がモットーではあるけれど、やっぱりそれを大事にしていこうかな、と改めて思った1年でした。
2020年お世話になった人にはまた2021年もお世話になると思いますので、今年もよろしくお願いします。
おしまい。